JR北海道、札幌市交通局などは、緊急事態宣言の解除後も当分の間、現在実施している最終列車の繰り上げを継続します。
JR北海道は、札幌駅を発車する各方面の普通列車について、2021年5月12日(水)から一部の列車を運休し、最終列車の時刻を繰り上げて運転しています。北海道がまん延防止等重点措置を実施すべき区域とされたことを受け、最終列車の繰り上げを引き続き実施します。
具体的な札幌駅発最終列車の時刻は、小樽駅行が23:30、手稲駅行が23:45、岩見沢駅行が23:42、千歳駅行が23:34、あいの里公園駅方面(石狩当別駅行)が23:37に変更されています(時刻表は下表を参照)。通常ダイヤと比べて14分〜25分繰り上げられています。これに伴い、各駅での乗り換えなども変更となっているので、JR北海道は利用者に注意を呼びかけています。
札幌市交通局も新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、5月12日(水)から地下鉄の終電時刻を繰り上げています。緊急事態宣言解除後の6月21日(月)以降も、当分の間継続して実施されます。平日・土日祝日とも、地下鉄全線において終電時刻がおおむね30分繰り上げられます(時刻表は下表を参照)。
あわせて、札幌市交通事業振興公社が運行を担当している札幌市電においても、終電時刻の繰り上げが継続されます。平日・土日祝日とも、外回り・内回り最終電車の発車時刻がおおむね20分繰り上げられています。